札幌太田病院コラム

　当院、急性期治療病棟では毎週火曜日午後に手工芸プログラムを実施しています。取り組むテーマは毎週変わり、折り紙、ちぎり絵、つまみ細工など様々な活動を行っています。夏は花火や海、冬はクリスマスにちなんだものなど季節に沿った作品を作ることができることが、このプログラムの魅力の1つです。

　また、手工芸のような指先を使用する細かい作業は、脳の機能向上にも良いと言われており、物事への集中力を高めたり、認知症予防といった治療効果も期待されています。

　本日はその中の活動の1つである「つまみ細工」を紹介したいと思います。この回では「ちりめん」と呼ばれる織物生地を使用してお花を作成しました。使用する道具はボンドだけなので、初めての方も楽しく取り組まれていました！色選びや花びらの形が多種多様で、作った人の個性が現れる素敵な作品がたくさんできあがりました。

　このプログラムでは専門の作業療法士が作り方を優しく一から教えます！また、少し離れて一人で黙々と取り組むことも可能ですので「初めてだから自信がない」「みんなの中でやるのは緊張する…」という方もぜひぜひご相談ください。

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