札幌太田病院コラム

　今回は当院の病棟で実施している作業療法プログラムとして「卓上ゲームの会」を紹介させていただきます。

　このプログラムでは、トランプやUNOといったカードゲームに加えて、ジェンガ、オセロ、将棋、ブロックパズルなど様々な卓上ゲームや脳トレ課題を用意しています。個人で集中して活動をするもよし、集団でのゲームを通じて参加者同士交流するもよし。様々なニーズに応えられるようになっています。

　この日は特にブロックパズル（写真左）とデコボード（写真右）が人気でした。ブロックパズルでは様々な形状のピースを組み合わせて、盤面に収めたり指定の形を作ったりすることで集中力や思考力を鍛えることができます。また、細かいブロックやピースをつまんだり、はめたりする動作も脳を活性化させ、頭の体操として良いとされています。

　最近はボードゲームが全国的に人気なこともあり、様々なボードゲームやカードゲームが開発・発売されています。当院でも積極的に取り入れて、より楽しめるプログラムにしていきたいと思います！

　当院では今回紹介したように、患者様が入院中でも楽しく、健康的に心のリハビリができることを目指して日々のプログラムを実施しております。今後も皆様と回復や目標達成に向けて、楽しく素敵な時間を過ごしていきたいです。

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