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9:30 - 17:00 |
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再 診
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9:30 - 17:00 |
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睡眠薬や抗不安薬の使用をコントロールできなくなる疾患です。不眠や不安、身体的愁訴のために医師から治療目的で睡眠薬や抗不安薬を処方されていた人が、自覚的薬効を得るために徐々に高頻度、高容量の使用となり(耐性)、使用をコントロールできなくなります。薬効のため、認知機能、記憶、協調運動が障害され、日常生活に支障が生じます。イライラ、不安、不眠など離脱症候群が生じ、重症では意識障害やけいれん発作が現れることもあります。薬を求めて複数の医療機関を受診します。40-50歳に多く、10-20代の若年者ではハイになるための機会使用から依存症に発展し、酒との併用や他依存症の併発も多いです。多量服薬をして、救急搬送されることも少なくありません。
不眠、不安、疼痛、ストレス、離婚、過度の飲酒、疲労、併発症(うつ病、不安症、PTSD、複雑性PTSD、発達障害)、自己否定感など。アディクションのある方が親族にいる場合は、生じるリスクは3-4倍とされる。
依存性の強さ。
薬物入手の容易さなど。
ぼんやりとして、注意力、集中力、判断力、記憶や協調動作が障害され、家事や仕事など日常生活が困難になります。不安、不眠、焦燥、イライラ、知覚過敏、震えなどの離脱症状が生じ、薬が効いてハイな時と切れて抑うつ的、不安な時と気分の変動が顕著となります。使用量が多量の場合は、せん妄・意識障害やけいれん発作も生じます。お薬を得るために複数の医療機関を受診します。お酒との併用や多量服薬も認め、急性中毒で搬送されることもあります。
A:鎮静薬、睡眠薬、または抗不安薬の問題となる使用様式で、臨床的に意味のある障害や苦痛が生じ、以下のうち少なくとも2つが、12か月以内に起こることにより示される。
アルコール依存症、うつ病、双極性障害、不安症、発達障害を併発症として有することも稀ではなく、注意が必要である。
急に断薬すると強い離脱症候群が出現することもあるため、段階的に減薬し、中止します。短時間型薬剤を長時間型薬剤に変更するなど離脱症候群の緩和を図りながら、数日ごとに使用量の4分の1から3分の1ずつ減薬していきます。通院治療では減薬できない場合は、入院治療に切り替えます。
また、心理教育、認知行動療法、集団療法、併発精神疾患への治療、背景にある心理的問題への心理療法、クラフトなど家族への支援を行います。また、再発が多いため、外来通院と自助グループ参加を継続し、断薬意識を保つことが必要です。
睡眠薬や抗不安薬の使用から依存症に罹患する可能性があることを知り、安易にこれらの薬剤に頼らないことが大切。薬を開始する前に、規則正しい生活とバランスのとれた食事、運動やリラクゼーション、光を浴びることなどを行いましょう。薬物療法を行う場合は、依存性のない睡眠薬も増えていますので、まず依存性のないものを選択すると良いでしょう。必要に応じて依存性のある睡眠薬や抗不安薬を用いる場合は、用量用法を厳守し、漫然と長期間の服用とならぬよう、常に減薬と中止を医師と相談しながら使用することが必要です。
アルコール・脱依存症フォーラム 病的賭博・脱依存症フォーラム抄録集Calender
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札幌市太田病院(精神科・心療内科)
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